元祖秋葉原グルメ 肉の万世のパーコー麺

(この記事は2018年7月19日に書かれた記事の再掲載となります)

40代の斉藤が二十歳そこそこの頃にちょいちょい足を運んでいた秋葉原。20年以上も前の話なので、まだ『電気街』と呼ぶに相応しいたたずまいを残していて現在のようにアニメやマンガ、メイド、模型の店があんまりなかった頃の話です。

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今では大手資本のチェーン店も増え、一時は「意外とラーメン激戦区」と言われてもいましたがパソコンショップが立ち並ぶ昔の秋葉原では、ご飯を食べる店を探すのがなかなか困難でした。もちろん、当時から秋葉原で仕事をしていた方々ならいろいろな店を知っていたのでしょうが週末にふらっと降り立つくらいの自分には、いっそ上野や品川に出てしまおうかと考えるほど手頃な飲食店が絶望的になかったのを記憶しています。
そんな中にあって、当時からひときわ目を引いていたのがこのビル。戦後間もない頃から、万世橋の横で食肉業を営んできた肉の万世さんです。

(詳しくはホームページをチェック http://www.niku-mansei.com/)

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ご飯を食べるのにどこに入ったら良いか分からない、当時の自分はこのビルの1Fで食べられる「万かつサンド」に何度も助けられましたw
その万世ビルの他のフロアには、万世直営の焼肉店やステーキ店が入っていたため若者が一人で食事に足を踏み入れるのには、ハードルがチト高すぎ。
そんな風に、イクシペーンシブなメニューからは目をそらしていたのですがある日見つけてしまいました。地下の店舗でラーメン出してるじゃん…と。
もちろん肉の万世が出すラーメンなので、ただのラーメンではありません。豚のあばら肉にコロモをつけて揚げた “パーコー” がドッシリと乗ったそう、パーコー麺! (万世では排骨拉麺と表記してました)むしろ普通のラーメンは置いてないくらいです。

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このパーコー麺。今では万世ビルの1F裏手にある「万世橋酒場」で食べることができます。いつの間にかこんなテイストの店ができていたんですね。夜も賑わってそう…。あ、もちろん店内席で召し上がってくださいね。

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というわけで、若き日に食べた思い出の秋葉原グルメを再訪したんですが20数年前の記憶では、もっと食べ応えのあるボリュームのパーコーだったような。味付けは、なんていうかもっとカレーっぽかったような…。ディティールを必死に頭の中でなぞりながら、それでも夢中で食べてきました。
別にパーコー麺なら都内にも何軒かあるじゃないか。とは思うのですが久しぶりに秋葉原に降り立った記念パーコー&ブログでした。

再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
記事を再掲載するにあたってホームページをチェックしましたが、もちろん店は健在!
ラーメンが食べたいけど、肉も食いてぇって時にオススメです。

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