(この記事は2018年8月13日に書かれた記事の再掲載となります)
夏山登山! しかもハードル低め! というわけでまだ間に合う、この夏オススメの白馬〜八方尾根〜のご紹介です。
今回はたまたま2日間の休みを割けたので、土曜日に現地に着いて一泊。日曜の朝から、始発のゴンドラに合わせて標高2,060mの目的地を目指すことにしました。
で、夏山のハイシーズン。手ごろな場所ということもありやっぱり大人気。朝の7:00からゴンドラのチケット購入でこの列です。
まずは、ゴンドラ 八方駅(770m)で、箱型のしっかりとしたゴンドラに搭乗。10分ほどで うさぎ平(1,400m)に到着します。ここには流行りの雲海テラスもあり、結構しっかりとした食事をとることもできます。余談ですがスターバックスコーヒーもちゃっかり出張しています。
うさぎ平からは、足ぶらんぶらんなリフトを乗り継いで 黒菱平(1,680m)へ。さらに乗り継いで 八方池山荘(1,830m)まで一気に上がります。この時点で、関東にある大抵の山よりも高い場所まで来ています!まぁ、ほとんど歩いていませんけどねw
夏シーズンは高山植物が多く見られるのも魅力のひとつ
この1,830mから先は、もう乗り物は使えません。自分の足で一歩一歩 進んでいくしかないんです。
本格的な装備を整えている人なら、4時間ほど歩いて唐松岳(2,696m)まで登っていけるのですがそこまで歩みを進める登山者は、だいたい1〜2割ほど。自分も含めて大半の登山者の目的地は、歩いて60〜90分で到着する標高2,060mにある『八方池』です。
ちなみにリフトの終着点 八方池山荘からのルートは基本的には一本道。ところどころ分岐がありますが、いずれも本筋に合流するので道に迷うことはまずありません。
ルートの途中では夏だというのに残雪を目にすることも。
そして雪筋が残る北アルプスの雄大な景色や、雲海、真っ青な空を眺めながら歩くとあっという間に、目的地の八方池に到着。
白馬の観光パンフレットや、いろんな登山ブックに必ずと言って良いほど掲載されているのが、ここ八方池の写真です。カメラが得意じゃないカモメが悪戦苦闘して、一番キレイに撮れた写真がコチラ!
コレは割と奇跡の一枚かも。この八方池は写真で感じるほど大きな池ではないのですがとにかく水面が鏡になる瞬間を待つ。待つ。待つ。ひたすら待って風が弱まった瞬間を狙わないと、ここまでキレイに山と空が映り込みません。
雑誌やパンフレットに載っているようなもっとキレイな写真を撮るにはもっともっと、とんでもない忍耐が必要かもしれませんね。
八方池の水辺でのんびりしてから、上りとは違う分岐を使って下っていくとまた違った景色に出会えて、なかなか最後まで楽しませてくれるコースでした。
夏はまだまだ時間あり! 手軽に感動できる白馬登山。皆様もぜひ計画してはいかがでしょうか?
再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
高速バスはもうコリゴリだけど、白馬にはまた行ってみたい!と思う斉藤です。
北アルプスは…イイ!