(この記事は2019年6月26日に書かれた記事の再掲載となります)
神保町っていうか、水道橋界隈は飲食店の激戦区のひとつです。仕事の拠点とし働く人が多いのはもちろん、大学や専門学校が軒を連ねるためランチタイムともなると、どこの店も満席に近い状態で入れなくてついついランチ難民になってしまうことも茶飯事。
…というのはちょっと大げさ。
実際は人気の店と中堅の店舗が繁盛していて、よーく探してみるとランチタイムでもお客さんがまばらないわゆる不人気店もちゃんと存在しています。
以下、水道橋界隈で10年近く働いている斉藤の分析。
[続いていける店]
・丁寧な仕事なのか普通のメニューが美味しい
・(もしくは) 味に個性があって美味しい
・ボリュームがある
・(もしくは) 安い
・ライスの大盛やおかわりが無料
[続かない店]
・味に個性がなく一回行ったら十分
・やたら強気な価格設定
この他にも、メディア戦略の上手い店はありますが希少なパターンなので省きます。
そんな水道橋〜神保町エリアで、今回思いつきで紹介するのは、フレンチ出身の料理人が手がける「ら〜めん海老◯」。通称「海老丸」です。決して安いラーメンではありませんが、食べれば納得。“味に個性があって美味しい” の代表格のようなラーメン店です。
自分はオープン初日か二日目に入って、一発でお気に入りになりましたw 水道橋駅のまわりはとにかくカレーの店とラーメンの店が多い! そして新しい店がオープンしては、客がつかずに閉店していくのも事実。
その中で、しっかり個性を前面に打ち出しているのがこの海老丸さん。オマール海老からつくったスープは、他の海老出汁のラーメン店とは一線を画していて、ひたすら濃厚! 海老ベースというだけでもラーメン店としては個性があるのに、それが輪をかけて際立っています。
器やサイドメニューなど諸々にもたっぷりこだわりがあるようですが、気になる方は公式ホームページがありますので、そちらをご覧ください。
オープンして一年以上が経ちますが、客足は増えるばかりでランチタイムにはもうずーっと行けてないほど。塩・醤油・味噌も良いですが、個性的な味を求めるなら外せない一杯です。(斉藤)
再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
1年半前の記事です。この間に飲食業界を震撼させるコロナショックがあって
その猛威はまだ続いていますが、海老丸さんは今日も元気に営業しています。さすがだぜ。