なんだか急激に秋ですね。さて、9月の新刊とか最近買ったマンガとかいろいろある中で、『恋するワンピース』の8巻を真っ先に紹介してしまって後悔している斉藤です。なので今回は王道中の王道で、本命中の本命『怪獣8号』の4巻を取り上げます。

怪獣が災害として日常化している日本で、市民を守るために戦う防衛隊の活躍を描いた本作。とはいえ、主役は新米隊員で32歳のオッサンこと日比野カフカ。第一話で謎の大怪獣と融合し、ピンチとあらば怪獣8号に変身するけど正体はヒミツ…っていうマンガとしては結構な王道、ド真ん中!
最新刊の4巻では防衛隊の基地を襲撃した怪獣の群れにより、部隊が丸ごと大ピンチに陥ります。このままでは多くの隊員に犠牲が出てしまう!どうする?日比野カフカ!
でもさすがは主人公!さすがは怪獣8号!居合わせた隊員たちの頭にあきらめや戸惑いがめぐる中で、1mmの迷いもなく駆け出して…。
って、あやうく全部バラしてしまう勢いでした。巻を追うごとに加速するダイナミックな作画と面白さ!コムズカシさ一切なし、ピンチのハラハラと逆転の爽快感を味わいたいなら絶対にオススメの本命注目作です。(斉藤)
★怪獣8号(4巻)
・作者:松本直也
・発行:集英社
・価格:480円 + 税