7月にアニメ化して全13話で完結した『ゲッターロボアーク』。その原作コミックの新装版が発売されたので、この機会に手を出してみました。
もともと1974年に放映されたアニメと、同時期にマンガ版の連載がスタート。その後、時代をまたいでいろいろな作品に派生していくのですが、正統な流れを追いかけていくとすると以下のようになります(諸説ありw)。
・ゲッターロボ(Gを含む)(マンガ版)
・ゲッターロボ號(マンガ版)
・真ゲッターロボ(OVA版)
・ゲッターロボアーク(マンガ版およびアニメ版)
この順番で一通りの “ゲッターロボサーガ” を体験いただけるかと…。
驚くことに上記の4タイトルは、いずれもアニメとマンガの両方でリリースされています。とはいえ、ゲッターロボとゲッターロボ號はアニメだと話数が多いのと、子供向けに作られている部分もあるためココはマンガで追いかけるのがオススメ。真ゲに関してはコミックスの入手が大変困難なためこれはOVAでぜひ。
ただ残念なことに石川賢先生がお亡くなりなったことで、壮大なゲッターロボの世界は完結することはありませんでした。



話が大きく横に逸れましたが、その最終作となる『ゲッターロボアーク』。上記のマンガだけでなくアニメもまたオススメ! 原作にはなかったけどファン納得の追加シーンが結構ありました。
旧早乙女研究所での過去の亡霊との邂逅。コミックではあっけなく散った中ボスのマクドナルドが、ゲッターロボ(マンガ版)でしか登場しない古代兵器 “ウザーラ” で挑んできたり、銀河の彼方での決戦からラストシーンに至る、マンガでは描かれていない部分が最終話にまるまるブッコまれていたり!
タイトルの「マンガ買いました」が迷子になってしまいましたが、元々ゲッターロボ大好きなので迷走はご容赦ください。(斉藤)
★ゲッターロボアーク(新装版)(1〜3巻)
・原作:永井 豪
・作画:石川 賢 & ダイナミックプロ
・発行:双葉社
・価格:各750円 + 税