先月の上巻に続き、今月に下巻が発売。SNSなどで話題となっている『タコピーの原罪』を紹介したいのに、なぜかそれよりも先に律儀に取り上げます『恋するワンピース』の最新第9巻。
同じ日に発売されて、ズラーッとアホみたく平積みされた本家『ワンピース：102巻』や、バカみたく平積みしていた『スパイファミリー：9巻』『タコピーの原罪：下巻』に隠れてひっそりと棚に並んだ『恋するワンピース』ですが、今回ばかりは本当にしょうがない。
なんせコレですもの。いくら公式スピンオフと言えども、これじゃぁ本家のファンから完全に目のカタキにされちゃいます。表紙をオモテにした平積みでなく、背表紙を向けた棚差しの陳列で正解ですよ。…って思うでしょ？
ところがこれはほんの小手調べ！ 掲載されている第136話『ブクブクの実』では、オビで紹介されている顔コピーよりもさらにヒドい、同じ集英社でなければ裁判沙汰は必至の荒ワザをブチかまします。本当は写真で掲載してその悪事を多くの人に晒したいのですが、あんまり書籍の中身をアップするのはよくないので、ここは文章での告発にとどめておきます。
これまでもやりたい放題の伊原先生でしたが、今回がMAXだと思います。さすがにこれよりヒドいのは思いつきません。あるとしたら、ワンピース作者の尾田先生本人に半分以上を描かせて合作するとかですかね。さすがにそんなことはどんな漫画家が相手でも実現できやしないだろうw（斉藤）
★ 恋するワンピース（9巻）
・作者：伊原大貴
・発行：集英社
・価格：460円(税込)