出版業界!風前の灯か!(斉藤)

(この記事は2018年2月27日に書かれた記事の再掲載となります)

斉藤です。センセーショナルなタイトルで読んでみようと思わせる、いやらしいパターンを試してみました。スミマセン。

さて、最近では紙の雑誌に載らない、ネットだけの漫画連載というのも増えていますよね。集英社の「少年ジャンプ+」、小学館の「マンガワン」など、大手も参入していて、漫画好きだけど金欠の自分としては嬉しい限りです。

そして今回取り上げるのは昨年連載がスタートした、新人作家(だと思います)焼き芋ハンサム斎藤先生の『1000円ヒーロー』。
設定はよくある(?)ヒーローと怪人が日常的に存在する社会を舞台にした作品ですが、貧乏で妹命!な主人公、変身には現金が必要、お約束だけど胸を熱くする展開、スパイスとして適度かつ秀逸なユーモアなど…。いろいろな要素がガッチリシッカリと織り込まれた、ちょっと応援したくなる作品です。

現在1巻が書店で発売中。そして先日2巻の発売が発表されましたが、これが残念なことにネット書籍のみ!
せっかく本棚に1巻を置いて、巻数が増えるのを心待ちにしていたファンにとっては、これ以上ないひどい仕打ち! 作家本人も断腸の思いなのではないでしょうか…。

あまりの展開に「出版不況」の言葉がアタマをよぎりましたが、じつはこの風潮 いまに始まったことではないようです。

かつて週刊少年ジャンプで『エニグマ』を連載していた、榊健滋先生が「少年ジャンプ+」で連載中の『ラブデスター』は3巻までしかコミックスとしては発売されてなくて、4巻〜8巻はネット書籍のみで販売とのこと。
探せば他にも同じようにファンをヤキモキさせている作品があると思います。恐るべし紙離れ…。

というわけで皆さん! 気になる作品はぜひコミックスを購入して、完結巻まで本棚に並べられるように応援していきましょうね!

再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
そうそう、初回の投稿で書き忘れていましたが、これらの再掲載している記事は
1年以上前の古い記事なので文面や画像なんかは若干修正しています。あしからずっす。

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