四半世紀の切手放浪記⑪【アンゴラ共和国】(比留間)

(この記事は2018年5月25日に書かれた記事の再掲載になります)

ども!多趣味な40代、比留間です。
この切手記事、知っている国は出てくるのか?なんて鳥海から言われていましたが、ほぼ出てきませんm(_ _)m

今はなくなってしまった国や小さい国、マイナーな国の切手を集めるのが好きなんです(^q^)

ですが今日は、アフリカ大陸にある比較的大きい、この国の切手のお話をします。

【ANGOLA】(アンゴラ共和国)

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旧ポルトガル植民地だったアンゴラ。1961年からアンゴラ独立戦争が始まり、アンゴラ解放人民運動(MPLA)やキューバ軍の助力により、1975年に独立を果たします。

アンゴラ人民共和国を名乗ったこの独立国はマルクス=レーニン主義を掲げ、独立はしたものの2002年までずっと、内戦が続くこととなります。
2002年に、対立していたアンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)の指導者が戦死したため休戦協定が結ばれ、内戦は終結しました。
内戦終結後、国名をアンゴラ共和国に改め、今に至ります。

現在は石油やダイヤモンド等の資源を頼りに急激な経済発展を続けています。

アンゴラといえは、お笑い芸人コンビ、にゃんこスターのアンゴラ村長?
いえいえ、2001年ごろから増え始めた国際的なメールによる詐欺が記憶に新しいですかね。

これは、アンゴラ共和国反乱軍のリーダーの娘を名乗る人物が、亡くなった父の遺産数百万ドルが政府に没収されないよう協力して欲しい、というもので、国際的な問題になりました。

同様の詐欺は、同じアフリカのナイジェリアで起こったのが発端とされ、当時は偽の切手が貼られたナイジェリアからの郵便が世界中にばらまかれたため、「ナイジェリアからの手紙」と言われています。
ひと目で分かる粗末な印刷(コピー?)の切手が貼られたカバーも残っているようで、機会あれば是非、入手したいです。

話が横道に反れましたが、写真の切手はアンゴラが人民共和国を名乗っていた1986年に発行されたもので、国際連盟加盟10周年を記念するものです。

あと1つ、最近は海外のエージェントによる、郵便に使えない、カラフルな図案の切手(ラベル)が多数出ているので、購入しないよう気をつけてくださいね。

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