集めているジャンプコミックスがなぜか9月に集中してしまったので、小出しに取り上げていきます。
まず最初は遠藤達哉先生の『スパイファミリー』第5巻。Web媒体となる「ジャンプ+」の看板タイトルのひとつとして、最近ではいろんなところで取り上げられ、ファンも多いのではないでしょうか。
腕利きスパイの父と、殺し屋の母、人の心が読める娘のアーニャ。お互いに秘密を抱えた3人が集ったニセモノ家族が、国家の平和のために(主に父が)奮闘するスパイコメディの最新刊。
4巻までに、ペットの大型犬(予知能力あり)や母の実弟(秘密警察で超シスコン)も加わって、賑やかさを増しながら本命の任務も少しずつ進展してきましたが、最新5巻では任務遂行のカギとなるアーニャの学園生活を描いた前半に加え、後半にこれまた魅力的な新キャラが登場。
スパイである父の同僚として、父の表向きの職場に勤務し常に活動をサポートする鉄面皮の女スパイ…のはずが、とんでもない事実が暴露されます。個人的にはマンガにおけるコピーの多用はあまり好きではないのだけど、この暴露シーンにおいては断然アリ! 毎回楽しく読んでますけど、正直このシーンは一番笑ったかも…。
これはおそらく6巻の表紙は彼女で決まり!と思わざるを得ない。そんな良キャラの登場で、連載当初からのレギュラーキャラ 情報屋フランキーが表紙を飾る日がまた遠のきましたね。(斉藤)
★スパイファミリー(5巻)
・作者:遠藤達哉
・発行:集英社
・価格:480円 + 税