思い出のパソコンゲーム『夢幻の心臓』①

(この記事は2018年4月19日に書かれた記事の再掲載となります)

70年代生まれの自分は、少年時代にファミコンが欲しかった…。
スポーツ少年で「テレビゲームはやらないなぁ」…という子ではないんです。
むしろ「ゲーム好きだ!」という子がファミコンを持っていないなんてなんで?という時代
なぜか我が家に導入されたのは、NECの名機 “PC8801mkIISR” でした。

我ながら驚愕のゲーム遍歴だったと思う…そんなPC少年だった自分が
大好きだったパソコンゲームの思い出を、勝手に書いていこうというブログ。
アップできる画像が用意できないのが難点ですが…需要がなくてもやってみる!

さて、PC8801mkIISRのスゴさについては、別の機会にまた書くとして…
自分を形成する要素として間違いなく多大な影響を与えているのが “パソコンゲーム”。
数多あるゲームタイトルの中でも絶対に外せないのが、クリスタルソフトが1984年に発売した
国産オリジナルRPG『夢幻の心臓』です。

夢幻の心臓の話をする前に、RPGについて少し解説を…。

いまでは当たり前となっているファンタジーRPGというジャンルですが、
遊びにおける世界観を“ファンタジー設定”で確立
プレイヤーが物語の登場人物を追体験する“ロールプレイング要素”の取り込み
外で体を動かすでもなく、サイコロやカードを使うでもない“コンピューターメディア”の選択
この3つが組み合わさった結晶が、世界をとりこにするファンタジーRPGの根幹だと思います。

ただ、悲しいかなファンタジーRPGは日本ではなく、海外で生まれたものです。
根っこを辿りだすとキリがないので、ざっくり書きますが
1981年リリースの『ウィザードリー』と『ウルティマ』
この2作品がファンタジーRPGの元祖と言われています。これらをプレーして脳ミソが
ぐらんぐらんになるほどの衝撃を受けた日本の先人たちが
この国にも同じ衝撃を与えるべく奮闘して現在に至ったと思うと感動さえ覚えます。
ファミコンで『ドラゴンクエスト』がリリースされたのが1986年。
そして『ファイナルファンタジー』がリリースされたのが1987年。

パソコンで夢幻の心臓がリリースされたのが1984年…。
ドラゴンクエストよりも早くリリースされたというだけでもスゴイと思うのですが
この作品の本当の脱帽ポイントは、国産RPGの黎明期にして
脱ウィザードリー、脱ウルティマを早くも指向していたという点にあります。

長くなりそうなので…次回に続く(斉藤)

再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
PC8801ゲームブログは本当にシリーズ化したいカテゴリーなのですが
画像が用意できない&記憶を頼りに書くしかない…ということで頓挫しています。無念だ!

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