この冬に買ったはいいけど、細かに取り上げられないコミックスが溜まってしまいました。タイトルは「2021年・冬」だけど、もちろん年が明けて1月〜2月に買ったタイトルもありますが、そこは細かいことは気にせずに…。
簡単に紹介していくと…
Get truth 太陽の牙ダグラム 1巻(太田垣康男)
我々アラフィフ世代には懐かしい「太陽の牙ダグラム」の本格コミカライズの1巻。しかもオールカラー!!! サンライズ作品とのタッグ経験がある太田垣先生が手がけるので、クオリティは問題ないはず。あとは長めのストーリーをどこまで描き切れるか?くらいしか心配要素がありません。子供の頃に観ていただけなので、ストーリーの補完ができるのはうれしいです。
ツイステッドシスターズ 1巻(山下和美)
世田谷の青い洋館の保全活動をしていることでも話題になった、山下和美先生の新作。その洋館や世田谷の街を舞台にしたファミリーコメディで、自分も沿線利用者で気になりがハンパなくて購入しました。が、さすがベテラン!キャラクターも設定も物語の緩急もぜーんぶオカシイのにすんなり一気に読めてしまいます。余談ですが青い洋館のオーナーになるコミックエッセイもぜひ!
アフターゴッド 1巻(江野朱美)
チェンソーマンが終了した後のアクションホラージャンル本命作!と勝手に思っているのが、「亜獣譚」の作者・江野スミ先生が描く最新作「アフターゴッド」。突如現れて人類を蹂躙する、IPOと称される “神々” との戦いを軸に展開する物語ですが、魅力的&猟奇的なキャラクターが織りなす緩急が絶妙。「チェンソーマン」や「血界戦線」が好きな人ならおそらくハマると思います。
ひらやすみ 2巻(真造圭伍)
マンガ大賞2022の最終候補10作にノミネートされている本作。東京のちょっと穏やかな街 “阿佐ヶ谷” を舞台に繰り広げられる、ゆったり感あふれる日常譚。正直に言うと、絵柄が好きな作家さんに似ていたという理由だけで1巻を買ってみました(能田達規先生に似てるなーって)。主人公はいるけど周囲の人たちみんなが主役のような感じで、親近感を持てる作品かなーと。
ミラーマン2D 1巻(久 正人)
これは我々アラフィフ世代でも微妙に追えていない、特撮ヒーロー「ミラーマン」のコミカライズ。とはいえ、こちらは昭和の時代に撃退したインベーダーが、現代日本に侵攻するという、リブートとか後日談というよりは、完全新作?な感じ。作画は「カムヤライド」の久 正人先生。白と黒のコントラストが特徴的な作画が、鏡面世界と現実世界を行き来する戦いにとても合っていると思いました。
アフターゴッドとミラーマン2Dは、もっとじっくりと紹介したいので、後々アップするかもしれません。
そして写真に入っていないだけで「昭和天皇物語(9巻)」「詩歌川百景(2巻)」「マロニエ王国の七人の騎士(6巻)」、新刊じゃないけど「パティシエさんとお嬢さん(1・2巻)」なんかも買ってたり。あと「ちはやふる(48巻)」とか。この冬も気になる作品が大量リリースで大変です!(斉藤)