さて、『シン・ゴジラ』の庵野秀明が手がけた『シン・ウルトラマン』が公開されましたね。当初はアマゾンプライムで公開されるのをおとなしく待つ気でいましたが、上からの抗い難い「観てこい」の圧が強かったので、土曜の昼間に近くのシネコンで観てきました。
ちなみに映画館とシネコンの違いがよくわからないけど、なんか響きがカッコいいのでシネコンと書きました。実際のところは…知らねっす。
そして、いろいろと細かに書くと、あまりにも早いタイミングでのネタバレになってしまうので、今回はあたりさわりのないところでのお話になります。
まず、日本の特撮作品の中でも「ゴジラ」「仮面ライダー」「戦隊ヒーロー」に並ぶ説明不要の金字塔「ウルトラマン」シリーズ。その第1作にして、巨大変身ヒーローの作品原型を余すことなく詰め込んだ(ちょっと言い過ぎ?)、1966年のTVドラマ「ウルトラマン」を、現代を舞台にリブートしたのが、今回の映画『シン・ウルトラマン』です。そう思っていただいて結構、だいたい合ってます。
そして、全39話の長大な物語を約2時間で駆け抜けるため、エピソードや怪獣・宇宙人の取捨選択はどうしてもありました。自分が把握しているところで言うと、第一話「ウルトラ作戦第一号」(ただしベムラーは未登場)を始め、だいたい5〜6話分を組み込んで、1本の作品にまとめ上げています。
ただ2時間の中に、自分みたいな “世代” だけどライトなファン層から、コアなファン層、現代の若者までが楽しめる要素をふんだんに詰め込んでいるのは間違いないので、多少好きな人ならオススメ! さすがに「特撮見ないよ」という女性とのデートに使うのは無理がありますが、子供だって分からないなりにメチャクチャ興奮すると思うし、自分より上の70代くらいまでだって好きなら観ても構わないと思います。
でも、これはちょっとな…という点もいくつかあります。が、ここでそれを書き連ねるのも野暮ってものだし、なにをどう否定してところで、結局ウルトラマン好きなので今回は「観てきたよ」というだけのお話でした。(斉藤)
と、言いつつ来週の “いつしゃべ” でたっぷり詳細にあーだこーだとしゃべってます。