映画観てきました『ククルス・ドアンの島』

さて、漫画家にしてアニメーターでもある安彦良和が手がけた『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が公開されましたね。当初はアマゾンプライムで公開されるのをおとなしく待つ気でいましたが、「みんなで観に行こうぜ」というお誘いがあったので、土曜の夜に新宿のシネコンで観てきました。

ちなみにシネコンとは複数のスクリーンで多数のタイトルを上映する映画館のことで、最近では大抵がこのシネコンに該当するため “映画館” でも “シネコン” でも、どちらの言葉を使っても特に問題はないみたいっす。

そして、いろいろと細かに書くと、あまりにも早いタイミングでのネタバレになってしまうので、今回はあたりさわりのないところでのお話になります。

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まず、日本のSFロボットアニメの中でも、特にリアル路線と呼ばれる作品の先駆けであり説明不要の金字塔「ガンダム」シリーズ。その第1作にして、後に続くすべてのガンダム作品のプロトタイプともいうべき本作(ちょっと言い過ぎ?)。1979年のTVシリーズ終了後に再燃した空前のブームにより作られた映画3部作では、惜しくも全カットされたエピソードのひとつ、第15話「ククルス・ドアンの島」を、安彦良和氏がリメイクしたのが、今回の映画『ククルス・ドアンの島』です。そう思っていただいて結構、だいたい合ってます。

そして、OPやED、CMなどを除いた正味20分の短い物語を約2時間に拡大したため、エピソードや人物・登場モビルスーツの追加はどうしてもありました。自分が把握しているところで言うと、ドアンの島の子供たちの数、島に駆けつける味方の規模、ドアンを狙って?上陸するジオン軍の部隊など、だいたい3〜5倍の数に膨らませて、1本の作品にまとめ上げています。

ただ2時間の中に、自分みたいな “逆シャア” までしかちゃんと観てない層から、コアなファン層、平成シリーズの若い世代のファンまでが楽しめる要素をふんだんに詰め込んでいるのは間違いないので、多少好きな人ならオススメ! さすがに「ガンダム見ないよ」とか「エヴァでもギリアウト」という女性とのデートに使うのは無理がありますが、子供だって分からないなりにメチャクチャ興奮すると思うし、親子2代…ウマくすれば親子3代で観ても構わないと思います。

まぁそれでも「いろいろとボリュームアップして映画にした割にはTV版の方がテーマに厚みがあるじゃねぇか」というのが正直な感想。とはいえ、今のところいろいろと良い評判ばかり耳に入ってきているので、自分ならどう受け止めるのか…。ぜひ皆さんもお時間があれば劇場へ足を運んでみてください。(斉藤)

と、言いつつ個人的には『シン・ウルトラマン』の方がエンタメ度が高かったかなと。

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