昨年度の戦隊ヒーロー『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』。約40年ぶりに最初から最後までちゃんと視聴した戦隊シリーズは、なんかホントに面白かった。「あぁ、これは商品を売るためのアレだな…」みたいなトコロはどうしてもあったけど、とにかくイイ大人が毎週欠かさず(むしろ毎週楽しみに)観続けたし、ドンブラワールドに正直どっぷりと浸かってただただ楽しみました。
あらためて、ありがとうドンブラザーズ!と言います。
さて、そんなドンブラザーズ。放送終了後の公式完全読本が先日発売になりました。
こういうのこれまで買ったことなかったけど、今回はとにかく好きになっちゃたから、エイヤ!と勢いで買ってみました。
前半の約30ページはメインキャストのインタビューとQ&A。中盤はサブキャストや製作スタッフへのインタビュー、放映リスト、連続写真による製作サイドからのお話しなど。そして後半ではスーツやメカ、敵キャラクター(各鬼)のデザイン画などで構成。
タイトルに「読本」とある通り、全体を通してかなりのテキスト量の一冊になっています。その反面、グラビア的な要素がもっと欲しかった!という感想。主要人物のカラー写真もそれぞれのインタビューページにドンと1枚だけ。
夏美=みほ、陣(タロウの育ての親)、狭山(獣人化した刑事)といった、主要なサブキャラの写真が一枚もないのはいかがなものかと…。なんならジロウの幼馴染のルミちゃんや、おでん屋台の大将、何回もヒトツキ化した忍者おじさんこと大野稔だって、写真を使ってきちんとキャラ紹介して欲しいのは、きっと自分だけじゃないはず。
どちらかというと、人間ドラマの面白さでぐいぐいと引き込まれたというところが大きいので、キャラクターガイド的な続刊をぜひ!(斉藤)
★暴太郎戦隊ドンブラザーズ 公式完全読本
・ホビージャパンムック
・掲載:2,800円+税