2月のジャンプコミックスをチェックしに、仕事の合間に本屋へ。もともと買う予定だった『放課後ひみつクラブ』4巻と『氷の城壁』9巻。そして、油断していると新刊が並ぶ『昭和天皇物語』14巻。さらにちょとワケあって、普段では買わないタイプのラブコメ? ハーレム? な作品を購入。
『放課後ひみつクラブ』は以前にも紹介しましたが、2007年に週刊少年ジャンプで『サムライうさぎ』を連載していた福島鉄平先生の作品。
内容としては “学園ギャクコメディ” …なのかな。いや、無理にジャンルにわけるのはナンセンスで、これはもう “放課後ひみつクラブ” という、唯一無二のカテゴリー、ってことにしましょう。
巨大な学園都市に通う超絶マイペース美少女の蟻ヶ崎さんと、巻き込まれ系善人学生の猫田くんの二人が、学園に潜む数々の “ひみつ” に迫る。という、一見まともそうだけど読んでみればわかる、とんでもなくまともじゃない物語。
うまく説明できないなら紹介すんなよ、というのはごもっともなんですが、猫田くんがダブル主人公なのに4巻にして初めて表紙を飾れた記念で取り上げました。
ノンジャンルでちょっと昭和っぽいノリでもよくて「なんか面白いマンガない?」と思っている人には、ぜひ読んでほしい作品です。ていうか個人的にすごい好きってだけなんですけどね。(斉藤)
★ 放課後ひみつクラブ(4巻)
・作者:福島鉄平
・発行:集英社
・価格:650円 + 税