山登りメモ 〜瑞牆山〜 後編

(この記事は2019年8月1日に書かれた記事の再掲載となります)

2,230mの瑞牆山の山頂を目指す話。その続きです。

前回の投稿では、山頂までのルートの2/3を進んで、桃太郎岩までたどり着きましたが、瑞牆山のコースはここから険しさを増していきます。

なにこの道? コースも一層と険しくなってきました。足元も岩がゴロゴロ。体格の小さい人だとコースタイム通りには登れなくなってきます。

こんな感じの路面をひとつひとつ踏み越えていく…。登山用のスティックを使っている人は、このあたりからはスティックをしまうことをオススメします。

スタートから2時間ほど。ようやくゴールが目の前に見えてきました。な、な、な、なんじゃコリャ!… 実はこれ徒歩ではテッペンまで登れない、クライミングで人気の大ヤスリ岩。瑞牆山頂はこの岩に隠れてちょうど見えなかったみたいです(正直ちょとビビったw)

普段の低山ハイクではあまり出くわさないクサリ場。全部で3箇所だったかな? 登る人も下る人も同じルートを使うので譲り合いの精神で。慌てずひとりずつ進むことも心がけたいです。

たまに振り返ると展望が開けてたり。それにしてもガタガタのルートを進んできたもんです。木の根と岩のオンパレード。

とにかくひたすらハード! 3時間かけてようやく山頂に到着。足だけでなく手も使うし、それなりに頭も使うまさにアスレチック登山! 切り立った岩の上!というスーパー絶景スポット…のはずが…

着いた途端に下からものすごい勢いで雲が上がってきて、1〜2分で視界が真っ白。とりあえずどんだけヤベー場所かはこの写真で感じてください。(写っているのは赤の他人ですが 分かりやすいので採用!)

ソフトシェルを着たものの、山頂は風が強くなってきたので20分ほどで下山開始。疲労も出てきてるだろうし、復路は降りることに集中。道中の写真はほとんどありません。ちなみにこれは富士見平小屋に降りてきたときのもの。

一度通ってきた道でも、下りとなるとまったく新鮮な感じに。終バスの時間が気になるけど、決して無茶はしないペースを心がけます。

スタート地点の瑞牆山荘に到着! なんとか終バスの10分前。途中でタクシー…も辞さない覚悟でしたけどなんとか間に合いました。

同じ山もカウントすれば大小約40回。ちょこちょこと登山を続けて、初心者から初級者にはなっているであろう斉藤としては、とにかくハード&楽しい。全身を使って登る、アスレチック登山でした!

しかしせっかく天気に恵まれたのに、山頂の景色を一瞬しか見れなかったのは残念。(斉藤)

参考までに、今回のポイント毎の時刻を掲載します。
10:15 瑞牆山荘の登山口よりスタート
10:38 シカと遭遇
11:40 桃太郎岩を通過
13:15 山頂に到着
13:35 雲に包まれたため足早に下山開始
15:40 富士見平小屋
16:20 瑞牆山荘まで下山

再掲載 memo ……………………………………………………………………………………………
以前に書き忘れていますが、今回紹介した瑞牆山は初心者だけでの登山は避けるのが無難。
ペース配分や、撤退の見極めができるベテランと挑戦したい山なんじゃないかな…。

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